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2023年8月16日 水曜日
歯の治療後て、普通に食事していいの?
こんばんは!歯科衛生士の田中です。
治療後に、良く聞かれる質問にお答えします。
歯科治療の後に食事をしても大丈夫ですか?
というのは多くの方が持たれる疑問だと思います。そこで、今回はどのような治療の後に食事に注意する必要があるのか、また具体的にどのようなことに注意したらいいのか、についてご紹介します。
まずは、治療前の食事についてです。
治療前に関しては、特に食事に関して注意しなければならない、ということはありません。治療内容によっては、治療前に軽く食事を済ませておいた方が良い場合もあります。例えば、麻酔を使う処置、抜歯、インプラントなど、外科処置を行った後は、麻酔が切れるまでに数時間かかることもあるため、空腹でない状態にしておいた方が良いです。
☆こんな治療をした後は、食事に気をつけましょう。
①麻酔を使った治療の後
麻酔をした後というのは、治療後もしばらく麻痺した感覚が続きます。個人差はありますが、人によっては2〜3時間くらい続く時もあります。麻酔が切れてないうちに食事をしてしまうと、温度がわかりにくかったり、頬や唇を噛んでも感じづらいので、火傷したり、傷つけやすくなります。そのため麻酔が効いている間はなるべく食事は控えるか、空腹が辛い場合には熱いものを避け、噛まずに食べられるようなゼリーやぬるいスープのようなもので対応することをおすすめします。
②仮蓋をした時
歯を削った後、根の治療をした後には仮蓋をします。仮蓋の材料にもよりますが、通常は仮蓋が完全に固まるまである程度時間がかかります。治療直後の食事は控えるようにしてください。固まる時間は材料によっても違います。仮蓋の脱落を避けるため、仮蓋の部分では食事をしないようにしましょう。
③ 詰め物、被せ物をした時
詰め物や被せ物をする際、セメントで歯にくっつけますが、セメントが固まるまでは食事を控える必要があります。通常1時間くらい開ければ問題ありませんが、念のため歯科医院で確認しておきましょう。
④抜歯・外科処置後
抜歯を含む外科処置後は麻酔の痺れが残っているのと、出血の問題があります。処置直後のお食事は控えましょう。食事をとって良い目安としては、麻酔が切れているか、出血が止まっているか、というところです。傷口の方はなるべく刺激しないように気をつけましょう。具体的には、固いもの、熱いもの、刺激物などを避けるようにしましょう。
⑤ホワイトニングの後
ホワイトニングをした後は歯が着色しやすい状態になっています。施術後1時間くらいは食事を控え、24時間以内は色の濃い飲食物は控えるようにしましょう。
以上が、よく質問される内容です。治療後にスタッフが説明をさせていただいでますが、疑問や不安は、遠慮なく質問してみてください。
2022年2月10日Facebookより
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