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2023年8月18日 金曜日
糖尿病のリスク
歯科衛生士の長谷川です。
現在、私たち歯科衛生士はある勉強会に参加しておりまして、ブラッシュアップ計画を遂行中です。月に一度、zoomでアメリカの先生による英語での講義を歯科衛生士6人で受けています!もちろん字幕付きで。医学は日々進歩していて、歯科のプロである私たち歯科衛生士は常に新しい情報にアンテナをはり勉強しています。時代に即した知識と技術で患者さんの健康維持をお手伝いします!
最近私は、歯周病のリスクファクター(進行させる因子)について調べ直しました。
先ず、歯周病とはどんな病気か?ご存知ですか?
細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や歯を支える骨が溶けてしまう病気です。歯と歯肉の境目の清掃が不十分だと、そこにたくさんの細菌(=プラーク)が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり腫れたりします。痛みはほとんどありません。進行すると歯を支えている骨を溶かし、膿がでたり歯が揺れるようになり、最後には歯が抜けてしまう病気です。
歯周病の原因は【プラーク中の細菌】
歯周病のリスクファクター(進行させる因子)はこちら↓
1. 糖尿病
2. 喫煙
3. 歯ぎしり、くいしばり、かみしめ
4. 不適合な冠や義歯
5. 不規則な食習慣
6. ストレス
7. 全身疾患(糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常)
8. 薬の長期服用
9. 部分的に歯がない(歯がある方で噛むため負担が増加し、歯周病が部
分的に進行する)
10. 両親が若い時から入れ歯だった
11. 口で呼吸することが多い
12. 免疫抑制剤を飲んでいる、あるいは免疫低下の状態
13. 肥満
14. 歯並び
日本人の30歳以上の成人の約80%がかかっているといわれている歯周病。リスクファクターに心当たりがある方は、歯周病になりやすいあるいは進行が速い傾向があるため注意が必要です。原因であるプラークをため込まない、増やさないことがとても大切!そして、リスクファクターを把握し管理していきましょう。
2021年6月16日Facebookより
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