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2023年8月18日 金曜日
舌の色は体質の様子の鏡
こんにちは!歯科衛生士の長塚です。
今日は舌の色に関するお話です
粘膜で覆われ多くの血管が集まる「舌」は、血液や体液の状態が反映されやすい部位で体質や内臓の様子を映し出す”鏡”ともいわれます。
いつもと比べて変化がある時は不調のサインです。毎朝鏡で自分の舌を確認し、健康状態をチェックしてみましょう!
・健康な舌
ピンク色でうっすら白い舌
・黄色い舌
舌が赤い、舌の表面に亀裂があるなどの症状が見られる人は水分不足タイプです。
口や喉が渇き、ほてりを感じることがありませんか? がぶ飲みは体の負担になるので、少しずつ口に入れるちょこちょこ飲みで、こまめに水分補給をしましょう。夏は、熱中症を防ぐためにも梅茶や昆布茶など塩分を含む飲み物が◎
また、脂っこいものや揚げ物は控えめにし、お腹にやさしいもので体調を整えましょう。
・紫暗色の舌
舌に紫暗色の斑点がある、舌の裏にある血管が太く目立っている人は、血管が滞った状態です。
手足の冷えやむくみなどが現れやすくなっていませんか? 入浴や半身浴で汗をかき、その後はしっかり水分補給をしましょう。
ぬるめの湯に入ると自律神経も整い、体の巡りがよりスムーズになります。
巡りをよくするツボもおすすめです。
・白っぽい舌
舌が白く形が変化している、舌苔が湿っている人は、水分不足タイプなど3タイプが悪化し、何もしなくてもだるい状態になっています。
弱った体力と気力を回復させるには、質のよい睡眠が大切です。
食べ物はエネルギーを補う、山いもなどのイモ類、枝豆などの豆類を積極的に食べましょう。
・湿っぽい舌
舌がピンク色で腫れぼったい、舌苔が白く湿っている、舌の縁に歯形がついている人は栄養が偏っているかもしれません。
胃腸が弱った状態で食欲減退、栄養不足で体力が低下しがちです。食べ過ぎや飲み過ぎが原因となることもあります。
できるだけ冷たい物より温かい物をとるようにして胃腸を休ませましょう。また、適度な運動や入浴で、代謝・血行を促進して余分な水分を体の外へ出すことも大切です。
皆さんの舌はどうでしたか?
たまには自分の舌も確認してみてください
2021年5月7日Facebookより
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