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2023年8月16日 水曜日
むし歯になりやすい時期は人によって違う?
こんばんは。歯科衛生士の大竹です。
みなさん、むし歯になりやすい年齢はご存知ですか?子供の歯は比較的、むし歯になりやすいことが多いですが、大人もなりやすい年齢がありますので注意が必要です。
☑︎1歳半頃
子供の歯が生え始め、次第に大人と同じような食事もできるようになってくる時期で、大人が使ったお箸やスプーンで食べ物を与える事で虫歯菌をうつしてしまうこともあるので注意が必要です。また、哺乳瓶や卒乳が遅くなるとむし歯のリスクが高くなるので、この時期にはやめられるようにしましょう。
☑︎5〜6歳頃
大人の歯が生え始めます。生え始めは背が低く、隣の歯との段差ができ、磨きにくくなります。また、6歳臼歯はかむ面の溝が深く、ブラッシングが難しくなります。まだまだ子供だけでは歯磨きが十分に行えないため、仕上げ磨きを必ず行いましょう。
☑︎12〜16歳頃
思春期になると、食生活や生活環境の変化で虫歯になる確率が高くなります。例えば、部活時にスポーツ飲料をたくさん摂取したり、お菓子の買い食いをするようになったり、仕上げ磨きを卒業し、保護者がお子さんの歯をみることがなくなるなどが大きな要因になってきます。
☑︎60歳以降
年齢を重ねると、噛む力が低下したり、唾液の分泌量が減少したりすることがあるため、むし歯のリスクが高くなります。銀歯が入っていたり、過去に虫歯の治療回数が多い方は、特に気をつける必要があります。
人それぞれむし歯のリスクは違いますが、年齢によってもむし歯になりやすい時期があるので気をつけていきましょう
2022年4月9日Facebookより
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