スタッフの日常
2023年8月16日 水曜日
人は口から衰える”しかし”口から復活1
こんにちは。水戸部です。
2ヶ月に一度届く、日本歯科衛生士会の「歯科衛生士だより」に載っていた記事から。
“人は口から衰える”しかし”口から復活”する!
現在、日本人の平均寿命は男性81歳、女性は87歳です。(2020年簡易生命表より)
ここでクイズです。
江戸時代の平均寿命は何歳くらいでしょう?
1.30歳
2.45歳
3.50歳
縄文時代の平均寿命は31歳、室町時代では33歳、江戸時代が45歳、明治時代で43歳です。
従って、正解は2です。現在、当時と比べ寿命が約2倍になっています。
[え…じゃ、その時代に生きていたら私はすでに死んでいる…]
“人生100年時代”の言葉もありますが、これからも寿命は伸び続けるでしょう。誰もが長生きし、人生を楽しみ最後はコロリと逝きたいものです(ピンピンコロリ)。これが理想です。
でも実際には、”ピンピンコロリ’で逝ける方は1割、10人に1人しかいません。それでは、残りの9人はどうなるのでしょう?
ある日突然、病気で倒れ要介護となる人は、10人のうち2人です。では、残りの7人はどうでしょう?
女性の平均寿命は87歳ですが、元気には生活できる健康寿命は約75歳で、その差は、12年です。つまり、最後の約10年は誰かの世話(要介護状態)にならなければなりません。実は、7割の方は、急に寝たきりになるのではなくて、少しずつ体が衰えてきます。これを”フレイル(衰え)”といいます。この段階に気がついて、早く手を打てば健康な状態を維持でき、寝たきり生活を先延ばしすることが可能です。その分、人生を楽しむことができます。
フレイルには3つあります。
1.身体的フレイル
2.社会・心理的フレイル
3.栄養・口腔のフレイル
それぞれを説明したいところですが、長くなりそうなので、次回の水戸部の投稿の時にします。
タイトルにあるように、人はお口から衰えると言われていますが、どのようにすればそれを、スピードダウンできるか、自分は今どの状態にあるのか…次回に続きます。
2022年2月25日Facebookより
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