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2023年8月16日 水曜日
仮の蓋について
こんにちは!歯科衛生士の田中です。
以前、仮歯(テンポラークラウン)についてお話しましたが、今回は仮の蓋についてお話ししたいと思います。
そもそも、何のために仮歯や仮の蓋を入れる必要があるか?と、気になったことはありませんか?
一回の治療で治療が完結せず、複数回に渡って治療がかかるケースでは必ず仮の蓋、仮歯が必要になります。
口の中は細菌だらですし、次回までの治療の間に食事を当然します。
仮の蓋によって治療した部位の細菌感染を防ぎ、食事の際に、熱いもの冷たいものを食べても痛みを食い止めることができます。
仮の蓋、仮歯は次回の治療時には外すことが前提となっており、最終的は修復物、被せ物を比較すると弱い材料で弱く歯に付けられています。
そのため、日常生活で送っていると取れてしまったり、壊れてしまったりします。
仮の蓋の種類を紹介します
①根管治療をしている時に入れる仮の蓋です。キャビンと言われる、水分で徐々に固まって行く白いセメントです。入れた直後はまだ柔らかく、すぐに食事をすると取れてしまうので、直後は30分ほど食事は避けましょう。この仮の蓋をしている部位で積極的に食事をしたり、歯磨きでゴシゴシ磨くとすり減ってしまうこともあります。
②小さい金属の詰め物の治療の際に使用するのが、フィットシート、と呼ばれる、ゴムの様な感覚の詰め物です。口の中につけた直後はシンナーのような刺激臭があり、 みなさん顔をシカメます。この材料自体は、40年近く使われていて、この刺激臭は何十年と変化がないそうです。
口の中に入れた直後は柔らかく、「何度かカチカチ噛んで下さい。違和感や高さは、高くありませんか?」お声掛けをします。
ここでよく噛んでおかないと、仮の蓋が高くなってしまい、麻酔が切れた後に食事をするて、仮の蓋のところでばっかで当たってしまい、痛みを感じることがあります。
食事はこの仮の蓋の部位ではあんまり積極的には噛まいようにして下さい。
外すこと前提の仮の蓋ですので、そのままで放置せずに、最終的な被せ物に変えていく必要があります。しっかり通院して、綺麗な歯を入れるようにしましょう。
2021音10月14日Facebookより
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