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2023年8月16日 水曜日

乳歯がグラグラ、いつ抜くタイミング?

こんにちは!歯科衛生士の田中です。お子さんのメンテナンスも多く担当していく中で、「乳歯がグラグラしてきました。いつ抜くタイミングですか?」と聞かれることが多くあります。
子供の歯が生え変わるのは、一般的に6歳前後と言われています。6歳を過ぎたころから永久歯が生え始め、乳歯がグラグラと揺れ始めます。
乳歯がグラグラ揺れ始めると、ついつい気になって抜きたくなってしまうかもしれませんが、グラグラするからといって無理矢理抜こうとするのはNGです。もちろん、抜いてしまうこともできますが、その際はしっかりとタイミングを見計らい、抜き方のポイントを押さえながら行う必要があります。
今回は、グラグラする乳歯を抜いてもいいタイミング、抜く方法や注意点、また抜いてはいけないタイミングがいつかなどについてご紹介します。
・乳歯の抜き方の基本は、乳歯を抜くのは生え変わり適齢期に入ってから、というものです。
乳歯がグラグラと揺れ始め、なおかつ乳歯が生え変わり適齢期に達しているのであれば、乳歯は自分で抜いてもOKであると考えられています。
しかし、適齢期ではないのにぐらついているという場合は、虫歯や衝撃による脱臼などが原因になっている可能性がありますので、歯科医院で診てもらうようにしてください。
・乳歯の抜き方や注意点
適齢期に入り、なおかつグラグラしている歯を自分で抜くこともできます。しかし、多少グラグラするからといって、無理矢理に引っ張るといった抜き方をするのはNGです。そのような抜き方をすると、歯茎を傷つけたり、歯の根っこが歯茎の中で折れて残ってしまったりするといったリスクがあります。
歯がグラグラし始めたら、自然に抜けるのを促すために、子ども本人が舌や指で少しずつ揺らすようにしましょう。少しずつ揺らすことで、自然に抜けるのと同じような感覚で、歯を抜くことができるようになります。自然に抜けるようにすることで、歯茎やほかの歯に負担をかけにくくなり、歯周トラブルなどが起こるリスクが低減します。
歯がもうほとんど歯茎から取れてしまい、歯茎にぶら下がっているような状態になったら、指で引っ張るなどして抜いても問題ありません。その際は、バイ菌の侵入を防ぐためにも、指や乳歯を清潔な状態にしてから行うようにしてください。
乳歯を抜いた後に出血することがあります。血が出た場合は、清潔なガーゼを丸め、噛んで、圧迫するようにして止血してください。ガーゼがない場合は、紅茶のティーバッグなどでも代用可能です。だいたい5分ほどで血は止まります。仮にいつまでも血が止まらない場合は、すぐに歯科医に診てもらうようにしてください。
次のような状態のときは、自分で抜かずに歯科医に診てもらい、抜く方法を決めるようにしてください。
・抜けそうな状態なのに抜けない
歯がグラグラし、すぐに抜けそうな状態なのになかなか抜けず、なおかつ咀嚼の際に激しい痛みがある
・乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきた
一般的に、永久歯は乳歯が抜け落ちてから生えてくるものです。しかし、乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくるケース
・片側は抜けるのにもう一方での側が抜けない
歯は左右対称で生え変わるものです。しかし右側は抜けたのに左側がいつまでも抜けないというケースがまれに起こります。片方が抜けたのにもう片方がいつまでも抜けそうにない
・乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない
乳歯が抜けたにもかかわらず、その場所から永久歯がなかなか生えてこないことがあります。そのような場合は歯茎を小さく切開して永久歯の萌出を促す必要があります
・乳歯が虫歯にになっている
乳歯が虫歯などによりボロボロになっている状態。歯が途中で折れたり、歯の残骸が歯茎の中に残ったりするなど、上手く抜けないリスクが高くなります。また、周囲の歯にも虫歯が発生している可能性もあります。
生え変わりの適齢期に入り、グラグラ揺れている場合は、舌や指で歯を揺らすなどして抜くことができます。しかし、上記のように、歯科医院に診てもらったほうがいいようなケースもあります。
お口の中に不安が出てきたときは、歯科医院に相談してみて下さい🦷
写真の説明はありません。
2021年9月9日Facebookより

投稿者 藤井かおる歯科医院