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2023年8月18日 金曜日

プローブについて

こんにちは!歯科衛生士の田中です。
今日はプロービング(歯周病の検査)についてお話ししていこうと思います。
どういう時にプロービングを行うか、というと、初診時、メンテナンス来院時に行います。
歯茎を触ると、チクチクされるあの検査です。何で毎回するのだろう?😅と、思っていませんか?
歯周病を発見し進行状態をチェックしするため、一番大切な検査です。
その検査をするために、使う道具を「プローブ」といい、歯と歯茎の溝、ポケットの深さを測る器具です。プローブには、ミリ単位でメモリが付いていて深さによって歯周病の進行の度合いを調べます。プローブの先端は丸みがあり、針で歯ぐきを突き刺しているわけではありません。
🦷プローブ検査でわかること
・歯周ポケットの深さ
・出血により炎症の有無
・プラークの付着の程度
・歯石の有無
・骨欠損状態(骨がどれだけ溶けて失われているか)
・歯根の破折(歯の根が折れてないか)
歯周ポケットの深さ
3mm以内は健康な歯ぐきの状態
4mm~6mmは初期から中等度の状態
7mm以降は中等度から重度の状態
上記の結果で、歯周治療の進行度を示します。進行度により、ケアの方法や歯周治療の回数や期間も決まってきます。
なるべくチクチクした痛みを抑えながら検査を行っていますが、皆さんはあまりいい顔をしません😅
しかし、歯周病の進行状態を知るための大切な検査となりますのでご理解下さい。
定期的にお口の中の歯肉の検査、汚れのチェック、クリーニングをして歯周病を予防していきましょう❗️
 
 
2021年2月17日Facebookより

投稿者 藤井かおる歯科医院