2023年8月18日 金曜日
口内炎ができにくい口に
こんばんは、衛生士の大竹です。
口内炎ができると食事、ひどい時には会話をするのもつらいときもあります。また、繰り返しできることが多いですよね。なぜ口内炎ができてしまうのか。主な原因と対策をお話したいと思います。
➀栄養不足
栄養バランスが悪い食事を続けることで粘膜を守る抵抗力が低くなり口内炎ができてしまいます。粘膜を保護するためにはビタミンB群(特にビタミンB2)を摂取することが重要だと言われています。
➁疲労やストレス
口の中の粘膜は代謝を繰り返して常に新しく生まれ変わっています。たまった疲れや睡眠不足が続くと代謝が滞り、荒れやただれなどの潰瘍が口内の表面にできてしまいます。また、ストレスが溜まると精神的にも肉体的にも関係しているビタミンB群が不足するので口内炎ができやすくなってしまいます。
栄養バランスの整った食生活や規則正しい生活、上手なストレス発散を心掛けておく習慣が口内炎予防のカギです。
➂細菌やウイルス
口の中にはたくさんの常在菌や微生物が存在しています。特定の菌が繁殖したり、歯磨きや頬を噛んでしまったり、入れ歯・矯正器具でできてしまった傷に感染して炎症を起こしてしまうことがあります。
また、カンジダ菌や単純性ヘルペスウイルスなどのウイルス感染が原因となる口内炎もあります。痛みが強く、発熱や倦怠感が出ることもあります。外気と接し、食べ物を最初にからだに取り込む場所である口は、細菌やウィルスの影響をダイレクトに受ける器官です。口の中はいつも清潔にし、歯の詰め物、歯垢、歯石も細菌を繁殖させやすいので、正しいブラッシングやうがいなどの習慣がトラブルの予防になります。
その他にもホルモンバランスの乱れ、口の乾燥なども原因になることもあります。
口内炎ができてしまったら、口の中の潤いと清潔を保つようにすること、酸味、辛味、低刺激の歯磨き粉を使うなど、強い刺激を与えないようにしましょう!
そして、何度も繰り返す、症状が長引く場合にはご相談くださいね。
2021年2月6日Facebookより
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