虫歯や歯周病のない社会を目指しましょう

治すだけではなく、守ることにも尽力した歯医者です

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2023年8月18日 金曜日

ポールについて

事務長沢田です。
当院の開院以来の悩みの一つは、
駐車場ポールの事故が絶えないことです。
当初は、保谷志木線沿いから駐車場に入れ、昔は反対側住宅地側からの入場もできるようにしていました。
すると問題なのが、2トン、4トン車の近隣業者の通り抜け問題が浮上し、小さな子や自転車の患者様も多いことから、安全性の観点、環境の観点から、片側は塞ぎました。
当時は、交通量の多さや、近隣の当院とは関係のない業者の無断駐車なども相まって常に満車に近い状態でした。
そんなときから、駐車場のポールを接触または破壊される事故はすでに数え切れないほど起きてます。
最近はかなり改善されました。
しかし、ポツラポツラあることはあって、なくならないんですよねーー。
いきなり道路ということもあり、ドライバーは慌てるのでしょうね。。
患者様なのか、無断の駐車なのか。過去に申告してくれた患者様は私が知ってるだけでは2件だけ。。
もしやってしまったら、「すいません・・・・」と、声かけてください。
やむなく、ポールは必要なものなので設置していますが、
我々もこう何回もあると設置個所の問題は反省すべきところではあるのでとがめることはありません。
また、もし自分の保険で直すなんてことになったら、協力することもあるでしょうし。。
過去も、基本的には申告に来なかった事故は、ほとんど無断駐車の人なんだろうと考えてます。
ことあるごとに、防犯VTRをみるようなことはしたくないですよね。。皆さんからも明らかな無断駐車を見かけたら、ご報告くださいませ。
安全にクリニックの駐車場を使うためにも。
ポールに車をぶつけて家に帰ってきちゃった!これって当て逃げになるの?
2021年6月7日Facebookより
 
 

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

レントゲンや写真を沢山撮ってビックリ

こんばんは!保育士の依田です✨
皆さん、初めて当院にいらした時にレントゲンや写真を沢山撮ってビックリなされた方もいるのではないでしょうか?私も自分が通ったことがある歯科医院で、初回にレントゲンや口腔内の写真を撮ったことなんてなかったので、始めはとてもビックリしました。当院では初診時など必要に応じて、患者様のお口の中を口角鉤という道具と鏡を使って一眼レフカメラで撮影させて頂いてます。
自分で自分の口の中の様子はよーく大きく口を開けて鏡で見てもよくわからないもの💦
そこで撮影した写真で現状のお口の中の状態を見る事により、治療の説明や内容も理解してもらいやすくなったり、見えにくい場所の磨き残しを一緒に確認してもらう事が出来たりします!
また 歯周病や虫歯治療、ホワイトニング、セラミックなどのかぶせ物などの治療を始めていく前に記録として残しておく事によって、術前、術後の比較も患者さま自身ではっきり確認して貰うことが出来ます😊
そんな口腔内写真ですが、口を大きく開けて引っ張ったりしなくてはいけないので、患者さまも大変です。なのでなるべく負担をかけないように初診時は13枚を約3分で撮影をすることが当院の合格レベル💯
これを衛生士のみなさんはバシバシこなしていて私から見るともう神業・達人芸✨だって一眼レフは皆さんもご存知のとおりかなり重たいのに片手にはミラー・片手にカメラでピントを合わせて撮影しなくてはいけないのでもう至難の技です💦コレを私もマスターするべく日々、忙しい衛生士さんたちに協力して貰って練習に付き合って貰っている今日この頃です。もう感謝しかありません😭
写真は土曜日に衛生士水戸部さんに居残り練習に付き合ってもらった時のもの❤️
たまに奇跡のワンショットが撮れると『ウォー!!』と叫びたくなりますが、奇跡じゃ駄目ですね(笑)まだまだ達人になるまでには富士山登頂くらい私には難題ですが、七合目くらいまでは行けるように頑張りたいです。
写真の説明はありません。
2021年6月8日Facebookより
 

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

医療器具紹介

こんにちは!歯科衛生士の田中です。
歯科の道具についてお話ししたいと思います。
初めて歯医者さんに来るお子さんに、器材に慣れてもらう為、道具の説明をするのですが、「お口の中に入れるピストルのような道具ってなあに?」と言われたので、今回はその道具の説明をします。
お口の中に入れるピストルは、「スリーウェイシリンジ」といって、歯や口の中を洗う、乾かす、冷やす、ゴミを吹き飛ばすための道具です。「空気」、「水」、「空気+水」の3種類だからスリーウェイなのです。
持ち手のレバーには、「A」と「W」のボタンがあります。
「A」=Air(エアー)=空気がノズルの先端から出てきて、歯をしっかり乾かす、削りカスを吹き飛ばす、ミラーの曇りを取る。
「W」=Water(ウォーター)=水がでる。削る時の摩擦熱で、歯が火傷しないように水をかけて冷やしたり、削りカスを洗い流す時に使う。
「A」+「W」のレバーを一緒に押すと、空気と水が、「シューツ!」と、スプレーのように出て水や空気が合わさり強力になります。
水や空気を歯にかけて虫歯の診断や治療をするのに使う道具です。初めて体験するお子さんの中には、水や空気が出てビックリする場合も多いですが、慣れてくると、「シューってする気持ち良いやつやって!」とリクエストが来るパターンもあります。
最初から削る道具や唾を吸う道具(バキューム)は、恐怖心が出やすいので、まずは、恐怖心が出にくい道具を使って、歯医者さんの怖いイメージから、楽しいイメージを持ってもらえるようにアプローチしていきます。
小さな年齢から、歯医者は楽しい場所にし、大切な歯を守っていきましょう😄
写真の説明はありません。
2021年6月10日Facebookより

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

たんぱく質を忘れずに

こんにちは。歯科衛生士の水戸部です。
先日3ヶ月ごとに来院されている小学生の女の子が来た時の事。
その子は相変わらず、とにかくよく食べる!いつも食べている!とお母様。
お口の中も、一部心配な部分がありレントゲンを撮りました。
すぐに治療が必要ということではなかったのですが、このままの状態が続いたら…
お菓子も開けたら最後まで食べてしまうし、勝手に食べてしまう。夕飯も残さず食べる事を約束したら、お菓子を食べるために残さず食べる、と。
あんなに痩せているのに驚きましたが、こんな状況をお伺いしてスルーできず。
まずは、買い置きはあまりしない様にお話ししました。
更にこんな記事もみつけたのでお話ししました。
お菓子🍬🍫=甘いもの
私たち大人も甘いものを食べたい時ってありますよね。甘いものはすぐエネルギーに変わりますが、疲れやすくパワーが持続しません。
そして繰り返し甘いものが欲しくなり、むし歯の心配もつのる…
実は、身体が本当に欲しがっているのはパワーになる「タンパク質」🍖なんです。
疲れている時こそ、タンパク質でエネルギーをチャージすると身体に負担が少なく、虫歯の心配も緩和されます。
そんな時はおやつに
・肉類
・魚類
・豆類
・乳製品
・卵
などを取り入れることをおすすめします。
例えば
・ゆで卵
・アーモンド小魚
・ヨーグルト
などがおやつに取り入れやすいかも!
糖質は普段の食事から十分に摂取できるので、身体が欲しているタンパク質でエネルギーをチャージしていきましょう!
ゆで卵、アーモンド小魚、ヨーグルト…これ水戸部大好きです笑笑
写真の説明はありません。
2021年6月11日Facebookより

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2023年8月18日 金曜日

歯をコンコンと叩かれた経験はありますか?

こんばんは。歯科衛生士の大竹です。
歯が痛い、違和感があるという際に歯をコンコンと叩かれた経験はありますか?なんで叩くのだろうと思う方も多いのではないでしょうか。
痛みのある場所を特定するためだけに叩いているわけではないんです。
歯を叩くこの診査を打診(だしん)と言います。打診をすることで痛みの場所を特定したり、その時の痛みの有無や程度を調べ、歯の根っこ周囲の歯周組織や神経の状態を調べています。また、その際、噛む面から根っこの方に向けて垂直に叩いたときの痛みなのか横から水平に叩いたときの痛みなのかで違いがあります。垂直での打診では根尖部(歯の根っこの先)の感染や炎症が生じている可能性があります。水平での打診では歯根膜や歯槽骨の感染や炎症が生じている場合があります。
痛みがあるかないかで、その日の診療内容が大幅に変わるくらい大事な診査です。〝痛いのに叩かないで〜〟と思うかもしれませんが、ご理解ください😌
写真の説明はありません。
2021年6月21日Facebookより

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

『知覚過敏』について

皆さん、こんばんは。
歯科衛生士の山口です。
今回は長文になってしまいましたが『知覚過敏』についてお話しします。
蒸し暑い季節になってくると、冷たいものを食べる機会が多くなってくると思います。
冷たいものを食べたり飲んだりすると、歯がズキーンとしみたり痛んだりしてしまい、食べたくても食べることに悩んでしまう方もいらっしゃるかと思います。
また、冷たいものとは関係なく、歯磨きの時に歯ブラシが当たってチクチクする感じが出る方もいらっしゃるかもしれません。
歯みがき剤のCMでも知られる『知覚過敏(歯がしみやすい状態)』は、正式には『象牙質知覚過敏症』と呼ばれます。
今回は『象牙質知覚過敏症』の原因、症状が起こるしくみ(作用機序)、予防法、治療法についてお話ししたいと思います。
ひと口に「歯がしみる」といっても、その原因や症状は人それぞれです。
いちばん理解しやすいのは、むし歯で歯に穴が開き、むき出しになった神経に冷たいもの、酸味の強いもの、歯ブラシなどがさわってしみる場合でしょう。
一方、歯に穴が開いているわけでもないのに、冷たいものを食べたり飲んだりしたときなどに歯がズキーンとしみることもあります。
このような場合に『象牙質知覚過敏症』が疑われます。
『象牙質知覚過敏症』の症状は、冷たい飲食物や歯ブラシがさわったときにしみる場合だけでなく、チョコレートのような特定の食べものを咬んだときにしみて、のちのちまで余韻が残る場合などさまざまで、症状の程度も人それぞれに異なります。
また、何の問題もない健康な歯でも大きな刺激があれば歯はしみたり傷んだりしてしまいます。
それは歯の神経は痛みの感覚しかないので、刺激を全て痛みとして感じてしまうからです。
神経は歯の中の象牙質に細かな管を出して栄養を送る働きをしています。
『知覚過敏』はこの象牙質の管が表面に露出してしまうことが原因になります。
通常、象牙質は硬いエナメル質や歯肉に覆われていて、冷たい水や歯ブラシなどの刺激で痛むことはありません。
象牙質が露出し『知覚過敏』になる原因はいくつか考えられます。
たとえば歯ブラシの使いかたが適切でないために歯根と呼ばれる歯の根っこの部分がすり減ったり、歯肉(歯ぐき)がやせて下がってしまったりする場合があげられます。
また、歯周病でお口全体の歯肉が下がり、歯根が露出してしまうことも原因の1つです。
このように、正常な状態では歯肉に覆われて隠れている歯根が表面に露出し、さらに削られて神経に刺激が伝わりやすくなってしみることが多いといえるでしょう。
同様に、長年の歯ぎしりや食いしばりで歯が欠けてしまったり、根元の歯質が剥がれてしまうことがあります。これも原因の一つです。
では、神経が表面に出ているわけではないのに、なぜ神経にさわるような鋭い痛みとなるのでしょうか。
それは、歯の構造に大いに関係しています。
歯は歯冠部と歯根部に大きく分けられます。
歯冠部は口を開くと外から見える歯の頭の部分、歯根部は歯肉の下に隠れて見えない歯の根っこの部分です。
歯冠部は、表面を1~2㎜程度の厚みのエナメル質でおおわれています。
その内部は象牙質という細い管状の組織(象牙細管)の集まりでできており、象牙細管のなかは組織液で満たされています。
歯根部は、正常な状態では歯肉の下、さらに骨の中に埋まっています。
表面の比較的やわらかなセメント質が、内部の象牙質を覆う構造をしています。
通常、歯冠部の下部や歯根部の象牙質は歯肉の下に隠れています。
しかし、先述のような原因により歯肉が下がったり、歯の表面がすり減ったり削れたりすると、象牙質が露出します。
こうして、象牙質細管口と呼ばれる象牙質細管の先端がむきだしになり、圧力、細菌感染による炎症、温度刺激などが加わると、象牙細管のなかの組織液が動いて神経に刺激を与えてしみたり痛みを感じたりすると考えられています。
これが科学的にも証明されている、『象牙質知覚過敏症』が起こるしくみ(作用機序)です。
『象牙質知覚過敏症』の治療方として、まず気をつけることは刺激になる冷水、お湯は極力避けることです。
また、歯を磨くときは歯磨剤の使用量を少なくする、もしくは付けないで磨きましょう。
そして、柔らかい歯ブラシで優しくブラッシングしてください。
このような生活習慣の改善は、『象牙知覚過敏症』の再発や悪化を防ぐためにとても大切です。
そのうえで、歯科医院では個々の患者さんの病態に応じて
①虫歯によってエナメル質が溶けてしまって象牙質にまで刺激が届くときは虫歯を削って詰め物をする
②食いしばりや歯ぎしりで歯の根元が剥がれて欠けているときは薬剤を塗布する、詰め物をする
③歯周病で歯を支える骨と共に歯肉が下がってしみる時は歯肉が下がりすぎないよう歯石を取って歯周病の治療をする、などの治療法を適宜選択して行います。
ただし、『象牙知覚過敏症』の原因はさまざまであり、特定できない場合もあります。
また、治療法はどれも一長一短であり、万能とはいえないため治療が非常に難しい場合もあります。
しかし、治療をすることで症状を緩和することは可能なことが多いので、歯がしみて困っている方は、ぜひご相談ください。
写真の説明はありません。
2021年6月16日Facebookより

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

口角炎について

こんにちは!歯科衛生士の田中です。
先日、久しぶりに口が開きにくい、ひりひりするな〜と思っていたら、唇の端が荒れており、「口角炎」になっていました。特に思い当たる原因はなかったので、ストレスや免疫力の低下かな〜と思い、睡眠、規則正しい生活を心掛けたら、すぐ治りました😅
せっかくなので、「口角炎」について調べてみました。
☆「口角炎」とは、皮膚が
(1)カサカサする
(2)赤くなる
(3)腫れる
(4)かゆくなる
(5)ひび割れる
といった炎症が、唇の両端(口角)に起こる症状です。口内炎、ヘルペスなどと並び、口や唇のトラブルとして、よく見られる皮膚の病気です。
口角(唇の左右両端の部分)は、顔の中でもとくに皮膚が薄く、刺激を受けやすい、荒れやすい性質をもっています。
口角炎は、その口角に炎症が起き、唇の端が赤く腫れた状態になり、皮がむけたり、かさぶたになります。また、唇が乾燥する、深く亀裂するなどの症状もあらわれます。
発話や食事の際にしみたり、大きく口を開けると口角が裂けるため、痛みをともない、炎症を繰り返してしまうのも特徴のひとつです。
☆口角の炎症の原因☆
(1)唾液の消化酵素
(2)カンジタ菌
(3)ビタミン不足
(4)胃の不調
の4つが挙げられます。一般的に、疲労・ストレス・睡眠不足が口角炎を作るという考えもあるようですが、これらは口角炎の原因というよりは、免疫力の低下につながります。免疫力が低下した体に、先に挙げた4つの原因が重なることで、口角炎が発症すると見てよいでしょう。
唾液は、もともと刺激の強い「消化酵素」です。乾燥などによって荒れた状態の皮膚に、唾液が付着することで角質のバリアが破壊される「唾液かぶれ」が発症し、口角炎が起こりやすくなります。一方、「カンジタ菌」は、普段から人の体に住み着く常在菌の1つです。健康であれば問題は起きませんが、体力や免疫力が低下している状態では、菌が繁殖して口角炎が発生しやすくなります。
また、東洋医学や中医学では、ビタミンB2・B6が不足がちな食生活や、食べ過ぎなどによる胃の不調が、口角炎の大きな原因と考えられています。
☆対処法&予防策☆
1.唇・口角をなめない、触らない。
※唾液には消化酵素が含まれているため、それが刺激となり、唇の乾燥を助長させてしまいます。
2.刺激の少ないワセリンやリップクリームで保湿する。
3.ストレスや疲労をためず、十分な睡眠をとる。
4.ビタミンB群を摂取する
(ビタミンB2:ヨーグルト、牛乳、卵、ほうれん草など)
(ビタミンB6: 魚・牛肉・豚肉・レバーなど)
5.抗真菌薬・抗菌薬の軟膏の塗布
症状の改善がみられない、炎症が1週間以上続く場合は皮膚科や口腔外科の受診をおすすめします☘️
写真の説明はありません。
2021年6月24日Facebookよ
 

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

歯関を減らしていこう

こんばんは。歯科衛生士の大竹です。
定期的にメインテナンスをしていても、歯石がついていることはありませんか?
うまく磨けていない、唾液量が多いという理由ももちろんありますが、実は歯石がつきやすい場所があるんです。
歯石は元々は柔らかい汚れである歯垢が唾液の中に含まれるミネラルの成分で硬く石灰化していくのですが、唾液が関係するだけあって唾液がでてきやすい場所にたまる傾向があります。
汚れがたまりやすく、唾液が多く出ている場所ということで、1番歯石がつきやすいのは下の前歯の裏側、そして次に上の奥歯の頬側となっています。
なぜそこに歯石がつきやすいのか。そこには大きな唾液腺開口部(唾液が出てくる所)があるのが関係しています。歯石をつきにくくするには歯石の元となる歯垢を溜めないことが1番の予防策です。
少しずつでも歯垢を除去していくことで、歯石となって溜まっていく量や箇所を減らしていきましょう。
写真の説明はありません。
2021年6月26日Facebookよ

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

お母さんがお口を綺麗にすることの大切さ

皆さん、こんばんは。
歯科衛生士の山口です。
今回はお母さんがお口を綺麗にすることの大切さについてお話しします。
生まれたばかりの赤ちゃんはむし歯菌に感染していません。
歯が生え始める生後6ヶ月くらいから2歳くらいまでの間(特に2歳前後)に感染します。
では、どうしてむし歯菌に感染してしまうのでしょう?
その感染経路は主に育児を担当するお母さんからと考えられています。
①離乳食を与える時期のスプーン
②ミルクの熱さを確かめるために口にした哺乳瓶
③スキンシップとしての赤ちゃんへのキス     などです。
どれも子育て中にしてしまいそうなことですが、何気なくしてしまうことだけに、お母さんのお口の中の虫歯菌を減らしておくことが赤ちゃんのむし歯予防に重要となりそうです。
お口の中には虫歯を作る力の強い悪玉菌である虫歯菌の他にも、虫歯を作る力の弱い善玉菌がいます。
この善玉菌が歯が生えてきた時に歯の表面に付着していると、後から悪玉菌の虫歯菌が入ってきても歯の表面に接近できなくなります。
逆に悪玉菌である虫歯菌が先に歯面に付着してしまうと、善玉菌の歯面への付着を妨げてしまいます。
そのため、お母さんから子供に感染する最近の種類が重要な意味を持ちます。
虫歯菌の量が少なく、善玉菌を多く持ったお母さんからはその環境が子供に移りやすくむし歯になりにくい環境ができます。
では、むし歯菌の量を減らして善玉菌を増やすためにはどうしたら良いでしょうか。
①砂糖の制限
 砂糖は虫歯菌の栄養になってしまいます
②適切なブラッシングとフロスの使用
 歯の汚れをしっかり取ることが大切です
③キシリトールを摂取する
 虫歯菌を減らす効果があります。1日2〜3個、5分くらい咬むことを
 3ヶ月ほど続けると善玉菌が増えます
④フッ素入りの歯磨剤を使用する
 歯の質を強くします。虫歯菌を減らす効果もあります。
⑤虫歯の早期治療
 虫歯菌が停滞しやすい部位を少なくします。歯と詰め物の間に隙間が
 ある場合も早めに治療しましょう。
⑥歯科医院でPMTC(歯石除去・歯面清掃・フッ素塗布など)を
 定期的に受ける
 自身の歯磨きで取りきれない汚れを取ったり、むし歯のチェックをして
 もらいましょう。
虫歯菌を減らすには生活習慣を改善し、歯科医院で定期的に歯のクリーニングをすることが重要です。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、むし歯菌を少なくする努力を心がけてみてください。
写真の説明はありません。
2021年6月30日Facebookより

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL

2023年8月18日 金曜日

健診はお早めに

みなさん、こんばんは!保育士の依田です✨
西東京市では成人歯科健診と歯周病健診期間が始まり、該当年齢で検診のお知らせが届いた方からのお問い合わせも徐々に増えてきました。西東京市の歯科健診は11月末までが受診期間になります!
毎年ギリギリになると、駆け込みのお問い合わせで大変混み合い、ご希望に沿ってご予約取ることが難しくなりますので、みなさんお早めにご希望の方はご連絡下さいね😊
ちなみに健診はあくまでも健診ですので、健診の結果、精密検査や治療が必要となったり、また歯のクリーニングなどをご希望する場合はご自身の健康保険証をお使い頂き、初診というかたちになります。
当院では初診時に初診カウンセリングをさせて頂いております。ご記入頂いた問診票に沿ってお話しやご質問させて頂きますが、歯医者さん慣れしていてガンガン熱いご自身の気持ちを伝えてくれる方から(笑)不安と緊張の表情で『歯医者さん苦手で・・・』とポツリポツリお話しされる方もいます。
みなさんに、必ず『何か質問とか聞いておきたいことはないですか?』とお話しの途中でお聞きすると、後者のタイプの方は大体、『大丈夫です。。。』とおっしゃります。カウンセリングの後は、レントゲンを撮るので、その準備してる間、少し1人でお待ち頂くのですが、その後レントゲン室にご案内する時に再度『やっぱりコレ気になるから聞いておきたいってことないですか?😊』ともう1度お声を掛けると大体みなさん
『やっぱりちょっと聞いてもいいですか?💦あのー』とお話ししてくださる方がとても多いです❗️
やはりわからないこと、気になること、伝えておきたいことなど、沢山あると思います!なので、治療回数や治療の仕方など勿論、検査などを一通りしないと即座に答えられない事も医療なので沢山ありますが、気になる事や心配な事は遠慮せず、まず伝えて頂けたらと思います🎵
写真の説明はありません。
2021年7月6日Facebookより

投稿者 藤井かおる歯科医院 | 記事URL